現代の歌のテ

現代の歌のテーマも悲恋ものが多い余仁生保嬰丹
小椋 佳の作詞作曲の歌『めまい』もその一つ。
この歌詞に「さよならと書こうとした口紅が折れてはじけた、、」
という一節がある。
鏡にあなたの影を感じ、高ぶった気持ちで「さよなら」の文字を口紅で書こうとした、
その口紅が折れてはじけてしまった、と歌うもの。

芭蕉が見た「しのぶ石」に伝わる『虎女(とらじょ)伝説』という悲恋物語がある衍生工具
この伝説は、
「昔々、都から貴公子がこの地に赴任し、しばらく滞在する間に
虎女という美少女と愛しあうようになった。
楽しい日々は短いもの。
やがて、都から呼び戻され、虎女を残し貴公子は都に帰っていった。
虎女は、身分の違いと諦め、忘れようとして「しのぶもじ摺り」の石に
麦をこすりつけて泣き崩れた。虎女が、ふと、石の表面を見ると、
こすった麦が作った模様に、あの貴公子の顔が浮かび上がっていた」

そんな虎女の悲恋物語を秘め首爾自由行
「しのぶ石」は、今も、あの表面を下にして、静かな時の流れに横たえている。


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